
ある幼稚園教諭の話
2021年10月10日
とある雑談からある幼稚園教諭の話を聞いた。
今は、運動会シーズン。早めにするところもあるようだが
わたしの時代はこの時期だった。
とある幼稚園では、鉄棒の遊戯を園児たちにやらせなかった。
その理由は、他の年長さんたちがやれないからとの理由だそうだ。
ひとり勝ちは許さない。とかみんな平等にとか。
その先生がどんな基準であったかさておき
この出来事を聞いてわたしは思い出したのだ。
うちの小学校には双子の兄弟がいた。
運動神経が半端ない。
それが友達であったから
わたしもその恩恵を受けた。
中学に通って、わたしは知った。
才能だけではない。
努力がすべてであると。
そんな体験があるからか
その園児の話を聞いて
思ったこと。
個性を伸ばす教育とは
秀でた才能を開花させること
その才能を感じない輩が
先生商売していいのか。
個性を伸ばす教育とは
泥んこになって育てるという事。
それを実践している初等教育者が
少ない現実は何を物語るのだろうか。
そんなことを感じました。
そして、その園児を止めた先生も
そんな教育を受けてきたのだろう。
それが残酷である。